現在、脱プラスチック社会を目指す企業や国の動きが加速しています。
外国の企業が次々とストロー廃止や容器、包装をリサイクル素材に切替えを発表したのをはじめ、国内でも環境省がレジ袋有料化の方針を打ち出すなどプラスチック削減の動きは世界中で加速しています。

このような状況のなか、環境に配慮した素材の選択が不可欠となりました。

笹徳印刷は、130年に渡って紙器で培ってきたノウハウを活かし、環境に配慮した最適な素材をご提案させていただきます。

笹徳カレンダー

環境にやさしい印刷技術・材料、独創的な構造を採用しています。
金具やプラスチックを一切使わない独自の｢ハンガー型式｣です。そのまま資源としてリサイクルできます。もちろんインキも環境にやさしいベジタブルインキを使用し、水無しオフセット印刷で廃液による汚染も心配ありません。

UV印刷

製版工程のフルデジタル化は勿論、印刷に使用するインキは、溶剤をほぼ100% の植物油に置き換えたノンVOCインキ、UVインキを積極的に使用しています。
加えて、従来よりも低いエネルギーで印刷が可能なハイブリットUVも積極的に取り入れ、より環境負荷の少ない印刷に力を入れています。

水無し印刷

商業印刷物は廃液汚染のない水なし印刷方式を用い、さらに管理された自然環境に配慮した材料で製造を許可された森林認証取得工場で印刷・加工を行っています。
・水無し印刷
印刷版の現像に水を使用し有害な廃液を出さず、印刷時にエッチ液などの化学物質を含む湿し水を使用しない水なし印刷は、水も空気も汚さない環境に優しい印刷方式です。

森林認証取得の取り組み

パッケージ工場においてもニーズの広がりを見据え、森林認証を取得しました。

笹徳印刷の製造工程の多くは「RoHS指令」「REACH規則」に基づく環境負荷物質不使用対応です。

フィルムレスボックス

取り出しやすさなどの機能は従来と変わらず、フィルムだけをなくした、環境にやさしいティッシュボックスです。

メディカルパッケージ

「易開封機能」・指先にやさしい抜型の採用・緩衝機能に考慮し、色弱の方に配慮した配色をはじめ、 視覚障害者に対する点字印刷・加工など、年齢・性別・能力・障害の有無に関わらない、人にやさしい印刷物の製作をしています。

▲木型による点字表現（開発中）

▲透明インキによる点字表現

笹徳印刷は環境問題に取り組むために、様々な認証取得や設備を所持し、独自開発でより良い品質をご提供できるよう取り組んでいます。

ササトクシングルナイフシステム

パッケージ構造・形態の改善やササトクシングルナイフシステムの採用拡大により用紙使用量の削減を進めてまいりました。

通常の二枚刃ではなく、独自開発した一枚刃を使用し、打ち抜かれる部分を最小限に抑えることで、従来よりも10％少ない用紙面積で同数の製品が作れるようになりました。

その他、対応可能な認証等