従来の目視検査方式からカメラによる機械検品にすることで、小さな汚れ・飛び・水落・かすれ・キズ等の印刷不良を瞬時にもれなく検査します。ピンホール等の微小欠陥まで即時発見し不良を防ぐ高精度(最小分解能:約0.2mm角)の品質検査体制を確立しました。
クレームハンター/笹徳印刷 技術G独自開発
クレームハンターとは、自動平判打抜機に取り付けることで、搬送される印刷物をカメラで読み取り、カラー分解にて画像を記憶し、不良判別検査を自動でおこなうシステムです。
印刷会社による独自開発システムのため、印刷検品に特化した設定が可能です。高精度画像認識機能で細かな品質異常の原因(位置ズレ・色ムラ・脱色、異品番混入など)をもれなく検出できる他、少ロットや多品種など様々な業種に対応できるよう、セット時間の短縮化などの作業効率化にも対応しています。
最先端のシステム検知に加え、クリーン化された室内で衛生的な服装着用のもと、製品毎に決められた手順に従い個々の製品の全数検査を行っています。
製品の出来栄えを評価するための笹徳印刷グループ共通品質基準や、製造部門での品質維持を推進するため、社内2S基準を制定し、常に高い品質を維持しています。
品質保証体制
最良の品質を維持する為に、笹徳印刷では、『生産環境の管理』『検査設備での検品』『目視での検品』で徹底管理しています。
また、品質維持基準を独自に設け、定期的な活動で品質管理レベルを高い状態で維持しています。
徹底した品質維持教育
品質・環境における内部監査員のレベルとスキルのアップを図るため、内部監査員を対象とした勉強会を開催。
また、最終工程となる検品室での検査レベルを維持するため、検査員を対象にした力量確認(視力検査、欠陥認識(発見)試験)を推進・定期的(年2回)に実施し、高い検品レベルと、品質維持意識の育成に取り組んでいます。