技術と品質

品質管理

最良の品質を維持する為に、笹徳印刷では、
『生産環境の管理』『検査設備での検品』『目視での検品』を徹底管理しています。
また、品質維持基準を独自に設け、定期的な基準の見直しで品質管理レベルを高い状態で維持しています。
目視検査から脱却した高品質パッケージ検査
印刷機インライン検査装置・平版検査装置・ブランクス検査装置によりピンホール等の微小欠陥を発見し不良を出さない・流出させない検査体制を確立。
カメラによる機械検品にすることで、要求される適正品質に合致した高品質パッケージをお届けしています。
印刷機インライン検査装置
平版検査装置
プランクス検査装置
専門スタッフによる目視検査
機械検査が適さない精妙な検品は、専門スタッフが目視で検査を行う事もあります。
クリーン化された工場内で衛生的な服装着用のもと、製品毎に決められた手順に従い検査を行っています。
生産環境(温度管理・防虫防塵等)/不良出荷削減
パッケージ工場は食品・医薬品パッケージ対応のクリーン化工場です。工場内は厳密に温湿度管理がされており、また室内の陽圧化を図ることで、空気の流れを建物から外部となるように設定。防虫防塵対策を行っています。
ブランクス検査機
従来のインライン検査、最終出荷前検査に加え、箱になる前の展開されたブランク状態の印刷物の表裏面検査を実施。
食品や医薬品などの高度な品質管理が求められる製品の検査として効果を発揮します。
品質向上および品質維持活動(初品品質確認・出荷品検査)
初品の品質確認については、各検査器を使い、製品を測定。
図面・規格値・仕様値に順じた製品になっているかを検査します。出荷品検査は、検査実施要請がある製品に対して実施します。製造終了後、出荷するまでの間に検査を実施し、検査結果に基づき製品出荷の合否判定を品質保証部で行います。
笹徳品質基準
製品の出来栄えを評価するための笹徳印刷グループ共通品質基準として、自主基準を製造品種毎にガイドブックを作成・制定しています。 また、製造部門での品質維持を推進するため、社内2S基準を制定。管理者による整理整頓チェックは2Sブックに基づいて実施しています。
品質向上および品質維持活動(力量測定推進)
最終工程となる検品室での検査レベルを維持するため、検査員を対象にした力量確認(視力検査、欠陥認識(発見)試験)を推進。
定期的(年1回)に実施して、結果を品質保証部が評価。合格点に達していない検査員には、再測定とトレーニングを行いレベルアップを図っています。
品質・環境内部監査員の育成
ISO内部監査員のレベルとスキルのアップを図るため、定期的な勉強会を開催(監査員勉強会:年1回)。
またISOにおける知識の植え付けと、各職場における予防・是正活動の活性化を図るため、管理者への第一歩として内部監査員の育成を実施しています。