INVESTORS

トップメッセージ

代表取締役社長 杉山昌樹

代表取締役会長 杉山卓繁

株主ならびに投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは、2026年中期経営計画として『「コミュニケーション」と「包む」技術で、お客さまと新しい感動を創り、未来へつなげる』を掲げ、最適な環境未来パッケージの開発やデジタルを活用した新たなコンテンツ商品により事業構造改革を進めるとともに、引き続き「発想から発送までのワンストップソリューション」を推進して、企業価値を高める取り組みを進めております。

2024年6月期連結累計期間における商品分野別の業績の概況は次のとおりであります。
パッケージング分野の売上高は、インバウンド需要の回復による食品関係の堅調な需要をとらえたことや、テーマパーク向けのフルフィルメントサービスの好調などにより、85億33百万円(前期比4.8%増)となりました。
コミュニケーション分野の売上高は、カタログや出版・生活用品関係の需要が伸び悩み、44億19百万円(前期比9.8%減)となりました。
以上の結果、売上高は129億53百万円(前期比0.7%減)、営業利益は3億78百万円(前期比4.2%増)、経常利益は5億35百万円(前期比8.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億96百万円(前期比65.2%減)となりました。

今後の見通しにつきましては、パッケージの優位性を確保するため生産効率の向上と省力化へ向けての積極的投資を続けると共に、工場のゼロ・カーボン化にも取り組んでまいります。また、当社の持つ包装材の開発技術を生かして開発してまいりました、環境対応製品の”ササエコ・パック”シリーズにつきましては、多様なニーズにお応え出来るよう、さらに製品開発を続けます。
次にデジタルメディアの強化としては、マーケティング、企画・開発から販売までをお客様のニーズに即応して迅速に一環対応出来るよう、組織の見直しを進め、従来から蓄積してきましたデジタルデータ加工技術を生かして、新しいビジネスモデル展開の強化を計ります。
さらに、フルフィルメント事業につきましては、本社地区に続き関東工場にもFFSセンターを開設し、サービス領域の拡大を行います。また、海外事業につきましては、中国、インドネシア各々の事業の拡販に努めるとともに、他の東南アジア諸国への新規展開など、今後の拡大に向けた調査を進めてまいります。
このような状況を踏まえ、2025年6月期の連結業績見通しにつきましては、売上高131億円、営業利益3億90百万円、経常利益4億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、3億40百万円を見込んでおります。

株主ならびに投資家の皆様におかれましては、今後とも引き続きご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2024年8月

代表取締役会長杉山卓繁

代表取締役社長杉山昌樹

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